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ガスエンジンヒートポンプ(GHP)

ガスエンジンヒートポンプ(GHP)は、コンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプによって冷暖房を行なう空調システムです。
冷媒である液体は、気化するとまわりから熱を奪い、逆に気体から凝縮して液化するときには熱を発生する性質があります。GHPのヒートポンプ運転はこの性質を利用し、冷媒によって気化と液化のサイクルを強制的に繰り返して冷暖房を行ないます。夏は屋内の熱を外へくみ出し、冬は外気の熱とエンジンの排熱を屋内にくみ上げて、効率的に冷暖房を行ないます。
高効率の機種ではCOPが1.5と、一次エネルギー対比で高い省エネ性を確保しています。
GHPはハイカロリーのLPガスで排熱を利用してガスエンジンを動かすため、素早く立ち上がり、パワフルな運転が実現されます。また、室温に合わせてエンジン回転数を最適にするインバーター効果で、省エネを実現するとともに、快適な空調を行います。さらに、GHPの消費電力は電気エアコンの約10分の1です。
ライフサイクルでのエネルギー効率がよいことから、地球環境問題を改善できると期待されています。

立ち上がりの早いGHP

学校での設置例

ガスヒートポンプ本体 外観
室外機

GHPの仕組み

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