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燃料電池そのものは発電機ですが、家庭・業務用分野における燃料電池の利用は、排熱回収技術と組み合わせ、コジェネレーションとしてシステムが開発されています。
家庭用としては、エネファーム(Ikw級固体高分子燃料電池を用いたタイプ)が実用化されています。エネファームはガスエンジン給湯器と同じように、稼働がマイコンで制御され、電気と同時にお湯を作ることができます、エネファームが停止しているときや最大発電電力量を上回る場合には電力会社からの電力を使用します。お湯の使用量が少ない時には貯湯槽にお湯を蓄え、お湯の使用量が多いときには蓄えたお湯を利用します。お湯が足りなくなったときはバックアップ給湯器でお湯を作りますので、お湯切れの心配がありません。
国も燃料電池の普及に力を入れており、家庭部門において2030年までに燃料電池を含むコジェネを250万台普及させる目標を持っています。2009年年度からは、国の大規模実証事業を経て家庭用燃料電池が一般にも販売されています。

家庭用燃料電池の仕組み

水素自体は貯蔵、輸送など取り扱いが難しいため、各種燃料から水素を取り出します。
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